前回では、節分の意味や豆まきの由来のお話しでした。
さて今回は・・・
鬼についてです(^^)/
昔は、災害や病などの恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられていました。
鬼とは、邪気や厄の象徴だったのです。
目に見えないものを意味する
「陰(おん)」が転じて「おに」と読まれるようになったといわれています。
これらの姿形の見えないものをあえて鬼というものに具体化して、豆を投げつけて追い払い、邪気を追い払おうとしたのですね。
また、鬼の姿ですが・・・
角(つの)があり、虎柄のパンツ。
鬼が住む鬼門の方角
(北東)は「丑寅」の方角ですね。
鬼の角は丑(うし)から、虎柄のパンツは寅(とら)からきているようです。
では、いわしやヒイラギにはどんな意味があるのでしょうか?
鬼はいわしの匂いを嫌がるので、いわしの頭をとがった葉をもつヒイラギ
(鬼はとがったものを嫌う)に刺し、戸口に飾っておくことで侵入を防ぐことができるという事です。
ヒイラギの葉は鬼の目を刺すといわれ、いわしは焼くことで、匂いを広げる事ができます。
いわしは、その独特なにおいによって食べることで体の邪気まで祓ってくれるといわれていますよ。
次回は、
「節分」豆知識パート3
「恵方巻」です(^^)
NPO法人日本ホテルレストラン経営研究所