商店街支援の一つとして、インバウンド向けの料理教室の講師をつとめます。
その時にお出しする一品のご紹介です。
サイドメニューとして簡単!お手軽なカニカマと胡瓜の甘酢漬けです。
詳しくは下記にレシピ動画と共に記載されていますので、ご覧ください。
カニカマ(カニ風味かまぼこ)の栄養と効能
カニカマ(カニ風味かまぼこ)は、色や形・風味・食感をカニの身に似せたかまぼこ。スケトウダラを主原料としカニ肉は入っていません。ビタミンやミネラルなどの栄養をバランス良く含み、サラダや酢の物、和え物、だし巻き卵など様々な料理に利用されます。
カニカマ(カニ風味かまぼこ)は、糖質の代謝を助けエネルギーをつくり出し疲労回復に役立つビタミンB1や細胞の新陳代謝を促進し、皮ふや粘膜の機能維持や成長に役立つビタミンB2、また、皮ふや粘膜の健康維持をサポートしたり、脳神経を正常に働かせるのに役立つナイアシンやビタミンB6、動脈硬化を予防しストレスをやわらげる働きのあるパントテン酸そして、貧血を予防し、細胞の生まれ変わりや、新しい赤血球をつくり出すために欠かせないビタミンである葉酸やビタミンB12を含みます。
さらに、抗酸化ビタミンであるビタミンC、ビタミンEを含みますので活性酸素の発生や酸化力を抑え、動脈硬化、皮膚や血管の老化を防ぎ、免疫力を高めてくれます。
また、骨や歯を構成するのに必要なミネラルであるカルシウムやリン、マグネシウムなどを含みます。カリウムも多く含まれますので疲労回復や利尿作用、高血圧の予防に役立ちます。
カニカマ(カニ風味かまぼこ)は、青魚などの脂肪に含まれる脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を含みますので血液をサラサラにし高血圧の予防や脳内の血管を健康に保つのに役立ち良質なタンパク質や、レチノールも含む優れた栄養のある食べ物です。
胡瓜の栄養と効能
きゅうりは90%以上が水分でできています。
成分の約95%が水分で、ビタミンA(βカロテン)、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、銅、亜鉛、モリブデン、食物繊維などを含みます。
キュウリには、ビタミン・ミネラル・食物繊維がバランスよく含まれていますが、どれも量は多くありません。あえて言えば、ビタミンCとカリウムがやや多いぐらい。キュウリは栄養価よりも、みずみずしさと歯切れのよさを楽しむ野菜といえます。
しかしながら、キュウリにはイソクェルシトリンという利尿作用のある成分が含まれているので、むくみの改善には役立ちそうです。
キュウリのカリウム含有量は決して多いとは言えませんが、それでもそれなりに含まれているので、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿とともに排泄することで高血圧の予防も見込めます。
暑い時期に大量に汗をかくと、カリウムが汗とともに排泄されてしまうので低カリウム状態になります。
そうなると食欲がなくなったり、疲れやすくなったりする、いわゆる夏バテの症状が現れます。
キュウリの豊富な水分とカリウムは体調を整え、夏バテの改善にも効果があるといえます。
こんな方にオススメ!
- 疲労回復
- 利尿作用
- 高血圧
- むくみの改善
そんなカニカマと胡瓜を使った簡単レシピです。
箸休めやおかずの一品としていかがでしょうか!?
カニカマと胡瓜の甘酢漬け レシピ
【材 料】2人前
カニカマ 90g
胡瓜千切り 30g
[甘酢]
・酢 大4
・塩 小1/3
・砂糖 大2(14g)
簡単お手軽な甘酢漬け。このまま食べても美味しいですが、マヨネーズを加えても味が変わって2度美味しいです。